MORE FROM BARNEY AT CLUB SAINT-GERMAIN (RCA) |
| - Barney Wilen |
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Barney Wilen (ts) Kenny Dorham (tp) Duke Jordan (p) Paul Rovere (b) Daniel Humair (ds) 1959/4/24-25 |
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バルネ・ウィラン20代前半の頃のリーダー作。 名盤『バルネ』の続編で、パリのクラブ「サンジェルマン」でのライブ盤だ。 映画音楽の仕事で渡仏中だった、トランペッターのケニー・ドーハムと、ピアニストのデューク・ジョーダンと、地元で行ったライブの模様を捉えている。 ニューヨークからやってきたベテランジャズメンに触発され、懸命に演奏に没頭する若き日のバルネの演奏が瑞々しいが、それだけではなく、力強い演奏の中からも同時に漂う物憂げな雰囲気は、なんとも「嗚呼、パリだよな」と感じざるをえない。 この全体を覆う切ない気分は、ケニー・ドーハムのトランペットの効果が大なのだろうが、ゴリンとした黒光りを放ちつつも、どこかセンチメンタルな要素をも兼ね備えたデューク・ジョーダンのピアノもまた、パリの空気に似つかわしい。 また、ドラマー、ダニエル・ユメールの参加も、このライブ盤の良きスパイスとなっている。 彼はフィル・ウッズの「ヨーロピアン・リズムマシーン」や、ハービー・マンやロイ・エルドリッジらとのセッションで名を馳せた、フランスを代表するドラマーだ。 スイス生まれの彼は、20歳のときにパリに移住し活動を始めている。このセッションに参加したときのユメールは、パリに拠を移してから間もない頃の演奏で、バルネとともに、荒削りかもしれないが、若い勢いに溢れている。 おそらくは、簡単な打ち合わせの後に突入した、ジャムセッションに近い演奏なのだろう。あまり凝ったアレンジやギミックは施されておらず、その場の勢いと、その場の雰囲気で演奏の帳尻を合わせてしまっているように感じる曲も多いのだが、それでもドーハム、ジョーダンら大物が参加したことによる効果ゆえか、はっとする瞬間も多く、演奏全体の締まりもある。 個人的愛聴ナンバーは、2曲目の《オール・ザ・シングズ・ユー・アー》。 バルネの勢いのみならず、ジョーダンのピアノも光っている。 |
| (2011/04/24) |
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