THIS HERE (Riverside) |
| - Bobby Timmons |
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Bobby Timmons (p) Sam Jones (b) Jimmy Cobb (ds) ※"Lush Life"is an unaccompanied piano solo. 1960/01/13 & 14 |
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《ダット・デア》のことを私は「水戸黄門のテーマ」と私は勝手に呼んでいる。 ロリンズの《アルフィーのテーマ》も“水戸黄門”だが、ノリは《ダット・デア》のほうが、断然、水戸黄門だ。 何故、水戸黄門なのかというと、それほど深い理由はなく、ただ単にドン臭くもなぜか心の奥の熱い血がたぎるような和的なマイナー調を感じるから。と、ただそれだけの理由なんだけど。 《ダット・デア》は、《モーニン》とともにボビー・ティモンズの代表曲で、どちらかというと、ジャズメッセンジャーズでの演奏のほうが有名かもしれない。 このアルバムには上記代表曲が二曲ともはいっているので、ジャズメッセンジャーズのバージョンとは違う、ピアノトリオのバージョンでも聴いてみたい人にはお勧めだ。 しかし、やっぱりピアノ・トリオだといかんせん地味ですね。 編成上、仕方の無いことなんだけど、やっぱりホーン入りのバージョンを先に聴くと、小粒に感じてしまうのは仕方が無い。 個人的には、ホーンが派手に水戸黄門してくれたほうが、つまり、メッセンジャーズのバージョンのほうが、より下品で、より哀愁で、より燃え、よりホーンのソロの後のティモンズのピアノソロが引き立つので好きだ。 だから、私の場合は、《ダット・デア》は、《モーニン》よりも、このアルバムは《ラッシュ・ライフ》が意外なティモンズの一面を垣間見ることが出来て興味深いんじゃないかと思う。 ピアノソロで演奏されるラッシュ・ライフ。 そこには、《モーニン》のように、ただ単に派手に鍵盤をこねくり回すティモンズはいない。 地味でくすんだピアノソロだが、こんなに煤けた《ラッシュ・ライフ》も珍しいんじゃないだろうか? このアルバムのもう一つの聴き所は、ベース。 低く静かにグルーヴする、サム・ジョーンズのベースは、堅実さの中にもピアノを鼓舞させる独特なウネリを惜しげもなく放出している。 もっとも、この地味な素晴らしさに気付くまでには、多少な年季が必要かもしれないけどね、ふふふ。 |
| (2002/12/20) |
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