THAT'S WHERE IT'S AT (Blue Note) |
| - Stanley Turrentine |
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Stanley Turrentine (ts) Les McCann (p) Herbie Lewis (b) Otis Finch (ds) 1960/12/16 |
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タレンタインには、演歌でいう“こぶし”がある。 フレーズの語尾につける、ちょっとしたビブラートや、ヒネリ。 これがあるだけで、「ああ、タレンタインっていいなぁ」と思わせるほど、この“こぶし”は非常に強力で、唯一無二のものだ。 この“こぶし”は、とても男臭いが、決して、クドくはない。 ブルーでダークなムードをより一層際立たせるのに一役買っている。 それゆえ、極論すれば、タレンタインの吹く曲は、すべからく、煤けた蒼色。かつ、ブルージー。 だから、この盤のように、共演者がたとえ西海岸側のピアニスト、レス・マッキャンだとしても、東海岸の蒼いムードが演奏全体を支配する。 もっとも、マッキャン自身もそうとうにブルージーなピアニストではあるので、彼らの異色の組み合わせの成功は、アルフレッド・ライオン(ブルーノートのプロデューサー)が見込んでいたものなのかもしれない。 ド迫力なジャケ写のくすんだ蒼のごとく、サウンドもすばらしくも蒼黒いジャズに仕上がっている。 |
| (2010/06/08) |
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