MAMBO WITH TJADER (Fantasy) |
| - Cal Tjader |
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Cal Tjader (vibe) Manuel Duran (p) Carlos Duran (b) Bayardo Velarde (timbales,bongos) Edgard Rosales (congas) 1954年秋 |
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気になるジャケットだったので、予備知識無しにジャケ買いをしたアルバムだ。 ジャケットのメガネの白人のスーツ姿の男は、コンガを叩きながら、ちょっと得意げな表情だ。 このジャケ写から、私は最初、カル・ジェイダーのことをパーカッショニストだと勘違いしていたが、もちろん彼はヴァイブ奏者。 彼は、ラテン・ジャズのヴィブラフォン奏者としては大御所的存在。と同時に、正当派のクールジャズ・ヴィブラフォン奏者でもある。
季節はどんどんと暑くなってくるが、そんな折には、このようなアルバムがとても相応しいと思う。
たたみかけるようなパーカッションのリズムの嵐、そして、高速テンポにのって繰り広げるゴキゲンなナンバー《マムブルース》、続いて、しっとりとムーディなメロディが極上な味わいのチャチャチャ、《ミッドナイト・サン》で、うーん、アダルトな気分。
気分は南国ムードとでもいうべき《四月の思い出》は、ある種、目からウロコ、いや、耳からウロコと言うべきか。《四月の思い出》という曲、こんなに南国テイストの似合う曲だとは思わなかった。
エキサイティングなピアノ・ソロが楽しい《ジス・キャント・ビー・ラヴ》。 しっとりテンポから、一気に高速テンポにチェンジする《テンダリー》はスリル満点。この演奏も耳からウロコだ。しっとりした演奏ばかり聴いていた耳には、ノリの良い《テンダリー》はかなりスリリングで新鮮。 硬質で涼しげなヴィブラフォンの音色と、ピアノの和音がおいしい具合に溶けこんでいる《ディアリー・ビラヴド》も気持ちの良い演奏だ。
…などなど、個人的には大好きな曲を駆け足で紹介してきたが、本当にこのアルバムは、気持ちの良いサウンドのオンパレード。
しかし、贅沢を言わせてもらうと、全編にわたって満遍なく素晴らしいこのアルバムにも唯一足りないものがある。 パーティ用、来客用のBGMとして、是非とも常備をしておきたいアルバムの1枚だ。 |
| (2002/07/10) |
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