SMITHVILLE (Blue Note) |
| - Luis Smith |
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Louis Smith (tp) Charlie Rouse (ts) Sonny Clark (p) Paul Chambers (b) Art Taylor (ds) 1958/03/30 |
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和みます。 ルイ・スミスが吹くトランペットの高音は、とても気持ちの良い音色だ。 同じ楽器でも、たとえばディジー・ガレスピーのような甲高く、ケタタマしい音色とは一線を画する。 まろやかで暖かい音色が際立つのがスミスのトランペットの特徴なのだ。 この音色には、同じく、柔らかく温かみのあるテナーのチャーリー・ラウズがピッタリの組み合わせ。 そして、リズムセクションは、ピアノがソニー・クラーク、ベースにポール・チェンバース、ドラムスがアート・テイラーという、ハードバップ期においては最上の布陣。 ま、地味といえば地味ですが、そこが「分かる人には分かる!」な味わいなのです。 テネシー州はメンフィス出身のルイ・スミスは昼間は教師、夜はトランペッターという二つの顔を持つジャズマンだった。 柔らかく温もり溢れるトランペットからも、きっと優しい先生だったのだろう。 そんなことを考えながら聴くと、よりいっそう愛着がわく。 特に1曲目のブルース。 この柔らかくも気だるい味わいは、極上。 また、チャーリー・ラウズが抜け、トランペット一本で奏でるバラード《エンブレイサブル・ユー》も良い。 シルキーな肌触りの高音が、柔らかく耳を包みこんでくれるのだ。 一度味わうと病みつきになること請け合い。 この『スミスヴィル』は、ブルーノートから発売されたスミスの2枚目。 もっとも、その前に発表された『ヒア・カムズ・ルイ・スミス』というアルバムは、トランジョン・レコードで録音されたものなので、本作が実質的なブルーノート制作の第一弾となる。 そして、この2枚でスミスは教職に戻るため、シーンから姿を消した。 |
| (2010/03/03) |
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