渋 星 (地底レコード) |
| - 渋さ知らズ |
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不破大輔 (ダンドリスト) 佐々木彩子 (vo) Michaell Ray (tp) 北陽一郎 (tp) 辰巳光英 (tp) Walti Bucheli (pan-fl) 室館あや (fl,vib,vo) 鈴木 新 (ss) Marshall Allen (as) 泉 邦宏 (as) 小森慶子 (as) 立花秀樹 (as) 片山広明 (ts) 廣沢 哲 (ts) 吉田祥一郎 (ts) 川口義之 (bs,hca) 鬼頭 哲 (bs) 高岡大祐 (tub) 内橋和久 (g) 大塚寛之 (g) 加藤崇之 (g) 太田恵資 (vln) 中島さち子 (key) 高良久美子 (vib) 井野信義 (b) ヒゴヒロシ (el-b) つの犬 (ds) 芳垣安洋 (ds,per) 関根真理 (per) Elson Nascimento (per) 小野 章 (conga) 2003/07/29-10/25 |
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渋さ知らズの魅力は、音の乱痴気騒ぎ的な楽しさ。 通産8作目、かつ8年ぶりのスタジオ録音となる『渋星』の魅力は、同じ乱痴気騒ぎでも、“炸裂するホーンの宴”とでもいいましょうか、とにかく、管楽器のバカ騒ぎっぷりに拍車がかかり、なんとも楽しい演奏となっている。 それもそのはず。サン・ラー・アーケストラのメンバーが参加しているのだから。 アルトにマーシャル・アレン。トランペットにマイケル・レイという屈強のホーン奏者が火に油を注ぐカタチで参加。加えて、もう一人、ホーンではないが、パーカッションにエルソン・ナシメントが参加。なんだか、ミルト・ナシメントみたいな名前の人だな。 このアルバム、私の場合、コルトレーンの『アセンション』的な管楽器の飛翔乱舞を楽しんでいる。つまり、個々のプレイヤーの演奏パフォーマンスが良い、悪いといった楽しみよりも、アンサンブルの巨大なウネリ全体に身をまかせるような感じ。 だから、大音量なほど良い。大音量というよりも、渋さの場合はボリュームを上げると轟音になってしまうが。 気も狂わんばかりの管楽器の咆哮と炸裂。 それによって形作られる威容かつ異様な空間の面白さ、そしてスポーツ感覚のカタルシス。 暑苦しさと、クドさの果てに行き着く圧倒的な快楽地獄。いや、天国か? いわば、猛暑で爆裂寸前のクソッタレ・トーキョー・シティのカオスとダイナミズムを象徴するかのような演奏内容。どうせ暑いんだから、カレー食った後に鍋を食いましょうって感じの逆開き直り的な心地よさが、まさに熱帯夜にクーラーもかけずに『渋星』を私が聴く動機なのだ。 鍋といえば、皆さん、このクソ暑い中、鍋、食ってますか? 私は食べてます(笑)。 昨日は軍鶏鍋、先週は野菜鍋、そしてモツ鍋、その前の週はたしかチゲ鍋を食べた記憶があります。汗ダラダラ、湯気でハフハフ。ふー、あちーぜぇと言いながらも、結構うまい。食べはじめると、もう止まらない。ぬるま湯のように暖まったビールを喉に流し込み、氷をたっぷり入れた焼酎や酎杯をガブガブ。飲んだらたちまち汗になる。鍋の中に汗がポタリと落ちたりして。 おでこから滴る汗の玉が目の中に流れ込み、目をしばしばさせているうちに涙か汗か分からなくなる。 でも、ああ、うめぇの感動は汗でもあり涙でもあるのです。 まるで、《ナーダム》を聴いて、ああああああ、やっぱいいぜぇ!とくぅぅぅっとなっている状態に近いですかね。感動男泣き状態。 そうそう、『渋星』に入っている《ナーダム》は、初のスタジオ盤なのだとか。そのせいか、もったいぶりまくった出だしのアンサンブルは見事。 焦らしに焦らしまくって、一気に炸裂!もう、ずるいんだからぁ、な魅力がたっぷり。 《悪漢》の冒頭の太田恵資によるヴァイオリンが意味ありげでドラマチック。パワフルなドラムにセクシーコーラスの絡む《スペース・イズ・ザ・プレイス》。のたくりまくった4ビートが楽しい《イン・ザ・イメージ・オブ・イメージズ》。リズムの洪水、菅の宴といった趣の《本田工務店のテーマ》。 などなど、魅力ある演奏が満載。 仰々しいイラストのジャケットも楽しい。 まるで、デコトラ(デコレーションされたトラック)のコンテナに描かれるイラストのようだ。もちろん、それを狙っているのだろうけど。 |
| (2004/07/27) |
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