HOME COOKIN' (Blue Note) |
| - Jimmy Smith |
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Jimmy Smith (org) Percy France (ts) Kenny Burrell (g) Donald Bailey (ds) 1958/04/15 #7 1959/05/24 #3 1959/06/16 #1,2,4,5,6 |
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1曲目のブルース《シー・シー・ライダー》が最高。 気だるい。ブルージー。 初期のブルーノートのジミー・スミスとは一味も二味も違うのは、弾きまくっていないこと。 それどころか、彼にしては“弾き足りない”んじゃないかと思うほど、音を選び、音数を節約したプレイをしている。落ち着いた佇まいの穏やかなオルガンなのだ。 こういうジミー・スミスも悪くない。 コード進行からは浮遊感のある音を選び、あえて無愛想で地に足の着いていない旋律を弾いているんじゃないかと思わせる《シュガー・ヒル》もユニークなアプローチだ。 レイ・チャールズの《アイ・ガッタ・ウーマン》にもトライしているが、いつもと肌触りがちょいと違う味わいがあるかゆえに、個人的に印象に残るのは先述の2曲だ。 4曲目、5曲目となると、いつものスミス節が全開!って感じで、もちろんゴキゲンな演奏ではあるんだけれども、とくに特筆すべきことはない。 ただ、パーシー・アダムスのテナーは頑張っていて、小ぶりなジーン・アモンズを彷彿とさせる。 特に《カム・オン・ベイビー》の威風堂々っぷりは頼もしい。 他のスミスの諸作に比べると、全体的にしっとり、落ち着いた感じに演奏の多い本アルバム。 「落ち着いた・しっとり」な感触はケニー・バレルの参加が大きいのかもしれない。 コテコテなブルージーさとは無縁な、しっとりと洒落たブルージーなフィーリングが身上のバレル。これが良い意味で演奏に抑制をかけ、都会的な趣を増幅させているのだ。 特に目立ったソロは認められないけれども、ピアノで言えばトミー・フラナガン的な好サポートで、オルガンとテナーを盛り上げてくれている。 それにしても、このジャケットは食欲をそそります。 写真の店はアポロ劇場の裏口の近くにあった『ケイトのホーム・クッキング』という店(よく見るとガラスに店名が白文字で書いてある)。 スミスお気に入りの店だったようだ。 コーラを飲みながらジャンクフードを頬張りたくなるジャケットだが、演奏そのものは夜の佇まい。それも真夜中がいい。 これをかけ、グラスを傾けながら、リラックスした時間を過ごしたいものだ。 |
| (2006/03/31) |
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