HERE COMES LOUIS SMITH (Blue Note) |
| - Luis Smith |
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Louis Smith (tp) Buckshot La Funke (Canonball Adderley) (as) Duke Jordan (p) #1,2,5 Tommy Flanagan (p) #3,4,6 Doug Watkins (b) Art Taylor (ds) 1957/02/04 & 09 |
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ああ、ジャズっていいなぁ、4ビート最高! 心からそう思えるアルバムって、この『ヒア・カムズ・ルイ・スミス』のような、いわゆる世間的な名盤ではないんだけれども、良質かつ良心的な演奏が封じ込められている“地味盤”から感じることが多い。 1曲目の《ブラウニーに捧ぐ》の冒頭、トランペットとドラムのデュオの箇所を聴いただけで、私のなかの“ジャズ好きハート”の目頭が、ウルウルと涙いっぱいになってしまうのだ。 なんて心温まるトランペットを吹く人なんだろう、こういうジャズマンと友達になりたい、なんてことまで考えてしまう自分がいる。 この『ヒア・カムズ』のレーベルはブルーノートではあるが、元の音源はトランジション・レコードのもの。 しかし、このレコード会社倒産しちゃったんだよね。 だから、ブルーノートが買いとって発売したというわけ。 もとより、ブルーノートのオーナー、アルフレッド・ライオンはルイ・スミスのトランペットには注目していたしね。 私も彼のラッパ、本当に大好きです。 どういうラッパというと、ジャケットの笑顔を見てください。 人なつっこそうな笑顔でしょ、彼。 まさに、彼の人柄が音に乗り移っているというか、ほのぼのと親しみやすいトランペットを吹くんだよね。 さらに、学校の先生もやっていたということもあるのかどうかは分からないけれども、折り目正しいラッパを吹く。 親しみやすく、折り目正しい。 そして、暖かい。 ワンホーンで旋律をいつくしみながら吹く《スターダスト》を聴いてみたまえ。 まさにトランペッター、ルイ・スミスの人生観、人間性が現れているプレイではないだろうか。 知名度の高いトランペッターとはいえないかもしれないが、このような良質な内容のアルバムはもっともっと広く聴かれて欲しいと思う。 このアルバムの目玉は、キャノンボール・アダレイが参加していること。 オリジナル盤のほうには、契約の関係か、バックショット・ラ・ファンクという変な名前で参加してますね。 そういえば、キャノンボールも、音楽の先生だったね。 フロントの管は2人とも学校教師。 先生ジャズ。 偉そうな感じが微塵も漂わない、優しい先生たちが奏でる素敵な4ビートです。 |
| (2010/03/18) |
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