DOWN HOME (Bethlehem) |
| - Zoot Sims |
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Zoot Sims(ts) Dave McKenna (p) George Tucker (b) Dannie Richmond (ds) 1960/07月 |
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普通、アルバムの中には、一曲ぐらいはバラードのようなスロー・テンポの曲が入っていて、全体の流れにメリハリがつけられているものだ。 しかし、この『ダウン・ホーム』に入っている曲は、ほとんどが同じテンポの曲ばかり。ミディアムよりも、ちょい速めのテンポの演奏が目白押し。 しかし、肩のほぐれたリズム・セクションの好サポートと、のびのびと闊達なプレイをしているズートのテナーを聴くと、別に同じテンポの曲ばかりでも、楽しく聴ければそれでいいじゃないか、と思う。 《ジャイヴ・アット・ファイヴ》、《ドッギン・アラウンド》>など、カウント・ベイシー楽団のレパートリーを筆頭に、スウィング時代以前の古いナンバーを中心に選曲されているが、ビ・バップの曲をあまりやりたがらないというズート・シムズ、きっと、このような古い時代のナンバーが自家篭中のものとしているのだろう、ひたすらスイングしまくる演奏が心地よい。 自分の得意なレパートリーだけをひたすらスイングさせようという意気込みには、潔さすら感じる。 だから、単調さは感じないし、間違っても飽きることはない。 暖かく、丸みのあるトーンと、レスター・ヤングを彷彿とさせる、スムースに流れるようなアドリブのメロディ。 派手なフレーズは飛び出さないが、安定した堅実なメロディが丁寧に構築されてゆく。 ひたすらリラックスした気分で楽しめる好アルバムだ。 |
| (2002/04/13) |
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