I'M SHOOTING HIGH (Capitol) |
| - Ann Richards |
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Ann Richards (vo) with Warren Baker Orchestra Brian Farnon (cond) 1958年 |
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ブライアン・ファーノン・オーケストラの演奏&アレンジとともに、溌剌としたアン・リチャーズ様の歌唱も楽しめるアルバムだ。 名盤だと思う。 彼女の経歴は面白い。 スタン・ケントンのレコードを蒐集していてケントンと知り合い、55年にケントン楽団に入団し、入団後、すぐにケントンと結婚をしてしまう。 ミュージシャンの追っかけが、バンドメンバーとなり、さらには結婚まで射止めるというシンデレラストーリーを歩んでいる。 しかし、数年後の61年には離婚し、82年に自殺という、転落人生を歩む不幸な歌手でもある。 そんな彼女の、歌唱力とセンスは抜群。 このアルバムに収録された《プア・リトル・リッチ・ガール》、《モーニン・ロウ》、《ブロードウェイの子守唄》などは彼女のベストの出来といってもよいだろう。 個人的には、ダイナミックなホーンアレンジと、アン・リチャーズの堂々たる歌唱を楽しめる《プア・リトル・リッチ・ガール》や、アレンジの緩急と伸びやかな歌声を楽しめるマット・デニスの名曲《ウィル・ユー・スティル・ビー・マイン》が好みなのでよく聴いている。 華やかでリッチなウォレーン・ベイカーの編曲とケントン楽団による優雅な演奏をバックに歌う、幸福の絶頂期だった頃の彼女の歌唱。 華やかなサウンドと歌唱に興奮。あるいは曲によっては心地よいリラクゼーション。 しかし、彼女の人生の終着点を知っているだけに、私の場合は、言いようのない切なさも半分感じてしまう。 |
| (2009/02/21) |
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