ANNIE ROSS SINGS A SONG WITH MULLIGAN (World Pacific) |
| - Annie Ross |
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Annie Ross (vo) Gerry Mulligan (bs) Art Farmer (tp) #1-6 Chet Baker (tp) #7-16 Bill Crow (b) #1-6 Henry Grimes (b) #7-16 Dave Bailey (ds) 1957/12/11 & 17 |
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ジャケットのビックリマークの中に小さく写るバリトンサックス奏者、ジェリー・マリガンとの掛け合いが秀逸な、アニー・ロスのアルバム。 なにがいいって、スタンダードナンバー中心の選曲だから、初心者にもうってつけの内容なのだ。 元はといえば、ランバート、ヘンドリックス&ロスでの超絶ヴォーカルでならしているアニーのアルバムだが、きちんと、スタンダードの曲のエッセンスを壊すことなく、いや、むしろ、オイシイところを増幅して聞かせてくれる。 特に、サポートがジェリー・マリガンにチェット・ベイカーといった「男前」揃い。 しかも、ピアノレスという硬派な編成の中、彼女の澄んだ歌声が、バックの演奏と見事に溶け合っている。 まるで、マリガンのピアノレス・カルテットに、アニー・ロスという奔放なホーンがゲストに混ざったような感じもする。 ベーシストは、前半がヘンリ・グライムスで、後半がビル・クロウ。 両者とも、地に足のついたリズムキープと、明快なトーンの選択が光るベーシストゆえ、ピアノなしにヴォーカルが彼らのベースの上にかぶさっても、まったく違和感がないどころか、むしろピアノはアニーのスピード感の前では、むしろいなくて正解。 よりシャープさの際立ったアンサンブルとなっている。 あっさり&こざっぱり。 一切の媚をみせない、気風のよい彼女の清涼なヴォーカルの虜になっている人も多いはず。 私は、《あなたの顔に慣れてきた》や《スイングがなければ》がフェイヴァリットだが、皆さんは? 邦題『アニー・ロスは歌う』。 |
| (2009/02/27) |
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