VIRTUOSO 3 (Blue Note)
- Joe Pass

  1. Offbeat
  2. Trident
  3. Nina's Blues
  4. Sevenths
  5. Ninths
  6. Dissonance #1
  7. Minor Detail
  8. Paco De Lucia
  9. Sultry
  10. Passanova
  11. Pasta Blues
  12. Dissonance #2

Joe Pass (g)

1977/05/27 & 06/01

ギター一本で、奥の深い演奏を平然とやってのける、好評『ヴァーチュオーゾ』シリーズの第3弾。

さすがに、有名スタンダードの演奏はやり尽くしたのか、はたまた飽きたのか、3枚目はパスのオリジナルの演奏が中心で構成されている。

従来のパート1、2とは微妙に趣きの違う世界が展開されている本作、彼のオリジナルの響きは、どこまでもマイルド&リラックス。

終始和やかな雰囲気だ。

ギタリストではない私は、とにかくリラックスした気分で聴いている。
しかし、ジャズギターを弾く人に言わせると、「なごんで聴いている? 冗談じゃないよ!」なのだそうだ。

つまり、ギタリストにとっては、トチりそうなフレーズや指使いを、苦労の片鱗も感じせずに、やすやすと気持ちよさそうに弾いているから、なのだそうだ。

ニコやかな笑顔を浮かべ、くわえタバコ一本で、軽くギターを抱えて奏でるているような趣きだが、そこには、深いところまでギターを掘りつくした男ならではの、含蓄溢れるフレーズの連続。

しかし、あくまでマイルドな味わい。

個人的には、やっぱり『1』が好きだけれども、『1』より角のとれた『3』の演奏も、なかなか捨てがたい。
(2007/04/20) 


Joe Pass | Jazz Blog | Cafe Montmartre

←backward
homeJazz Albums

forward→


Copyright(c) Kumo Takano,
All Rights Reserved.