Up And Down (Blue Note) |
| - Horace Parlan |
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Horace Parlan (p) Booker Ervin (ts) Grant Green (g) George Tucker (b) Al Harewood (ds) 1961/06/18 |
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ホレス・パーランを代表する一枚にブルーノートから出ている『アス・スリー』がある。 真っ黒けっけのピアノに、ドライヴ&ウネリまくるノリ、ノリ、ノリの洪水のタイトル曲に多くの人が魅せられている。 そして、このトリオの上に、真っ黒けっけな二人が加わるのだから、鬼に金棒と刀と持たせたようなもの。 一人はギターのグラント・グリーン。 濃くて、グルーヴしまくるギターを弾かせたら、右に出るもの無し。 さらに、独特なフレージングで、身体が裏返ってしまいそうな悶絶テナーを吹くブッカー・アーヴィン。 分かる人は、もう名前を見ただけで、身悶えすることでしょう。 言うなれば、 焼きそばパン、 豚玉のお好み焼き、 カレーもんじゃ、 油多めの豚骨ラーメン、 レバニラ炒め をフルコースで味わうようなものなのだから。もうB級グルメがヨダレをたらすような、布陣だ。 食べる前から、食べたときの味が想像できちゃって、お腹がグーグーなることってあるけど、これがまさにそれ。 聴く前から、耳がグーグーなってしまう。 いや、耳はグーグー鳴るわけないんだけど、それほどまでに、濃くて、おいしくて、満腹感たっぷりの演奏なのです。 『アス・スリー』のトリオのメンバーは、ホレス・パーランと、ベースのジョージ・タッカーとドラムのアル・ヘアウッドだが、じつは、レコーディング直後にブッカー・アーヴィンを加えた「プレイ・ハウス・フォー」という4人編成のコンボを結成した。しかし、このグループは活動間もなく解散してしまった。 それじゃあ勿体無いっということで、アーヴィンを加え、さらにグラント・グリーンを加えたレコーディングをブルーノートが企画し、『アップ・アンド・ダウン』が生まれた。 武骨で黒いウネリを提供するタッカーのベース。 スナップの効いたスピード感で、タッカーのベースに立体的な陰影を加えるアル・ヘアウッドのドラム。 語尾を下へ下へとベンドさせる独特のアクセントがたまらないアーヴィンのテナー。 執拗に短いフレーズをリフレインさせながら盛り上げてゆくグリーンのコテコテなギター。 腰の据わった真っ黒なピアノで演奏の核を形成するパーラン。 いやはや、凄いメンバーでレコーディングしたものです。 |
| (2010/05/16) |
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