The Return Of Art Pepper (Aladin→Blue Note) |
| - Art Pepper |
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#1-10 Art Pepper (as) Jack Sheldon (p) Russ Freeman (tp) Leroy Vinnegar (b) Shelly Manne (ds) 1956/08月 #11-15 Art Pepper (as) Red Norvo (vib) Ben Tucker (b) Gerald Wiggins (p) Ben Tucker (b) Joe Morello (ds) 1957/01/03 |
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ペッパー・リターンズ! ペッパーが還ってきた! どこから? 刑務所から(笑)。 彼は、麻薬で捕まり、2年間、服役していたのですね。 軽やかなウエスとコーストのリズムセクションに乗り、快調にアルトを吹くペッパーだが、カラッとしたリズムセクションに対して、ペッパーのサックスは、どこかウェットに濡れている。 この「乾」と「濡」のブレンド具合がとても気持ちが良い。 やっぱり、娑婆に出れて嬉しかったのでそうね、1曲目の《ペッパー・リターンズ》がサクサクと快調。ジャック・シェルドンとの掛け合いも見事だ。 ジャック・シェルドンのトランペットって、破綻が無さ過ぎて却って目立たないが、よく聴くと、かなりのテクニシャンではあります。 全体的にサラリと演奏が流れてゆくが、丁寧にダシをとった薄味の上品なお吸い物のような味わい、喉越しなので、よく聴かないと美味しいところを聞き逃す可能性アリ。 私は、かなり大甘なメロディを持つ《ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド》を、ジャズマンの美学を測る一つのバロメーター曲としている。 つまり、普通に演奏すると、かなりクサい内容になってしまうこの曲をどう料理するかが、ジャズマンの個性やセンスを測る一つの物差しになるのだ。 その点、アート・ペッパーのサラリと吹いて、ホロりと叙情的な吹奏は、「うまい!まいった!」だ。 《マンボ・デ・ラ・ピンタ》のように賑やかで楽しいリズムの曲もあるが、やっぱり、このアルバムは、《ペッパー・リターンズ》で浮き浮き気分、《ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド》で、少々優雅にセンチメンタル気分……、なんじゃないでしょうか?! |
| (2002/04/12) |
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