POWER OF THREE (Blue Note) |
| - Michel Petrucciani |
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Michel Petrucciani (p) Wanyne Shorter (ts) Jim Hall (g) Live At The Montreux Jazz Festival 1986/07/14 |
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ウェイン・ショーターの、常に中空を「ふがふが」と漂っているようなテナー・サックスの音色好きだ。 明晰でブライト、時に芯の強い音で、低音の鍵盤をゴン!と打鍵する、ペトルチアーニのピアノの音色が好きだ。 含蓄のある一音を、円やかな太いトーンで語りかけてくるジム・ホールのギターの音色が好きだ。 つまり、私の好きな3つの音色が絶妙にブレンドされた、極上のトーンを愉しむアルバムなのだ。 ときに湯気が立つようにほくほくと、ときに、サクッと歯切れのよい耳に心地の良い刺激。 個人的には、ショーター作曲の《リンボ》という曲が好きなのだが、この曲のテーマにおける、ショーターのテナーと、ジム・ホールのギターの弦の音のブレンドが、なんとも言えずウォーム。 ペトルチアーニの的確なピアノのサポートも良い。この人のピアノは、本当に粒立ちがはっきりしている。ドライブ感も抜群だ。 ジム・ホールとペトルチアーニの和声的な相性の良さは、ビル・エヴァンスとのそれとはまた違った美しさがある。 ショーターのサックスも“ムード”と“ワザ”のバランスが良い具合に取れていて聴きどころが多い。 ノスタルジックで、少し哀しげな《モーニング・ブルース》、心躍る《ワルツ・ニュー》。 何度聴いても常に新鮮さを失わないのは、3者の異なる感性が、それぞれを邪魔することなく、綺麗に解け合っているからなのだろう。 |
| (2002/03/04) |
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