CHARLIE PARKER STORY ON DIAL vol.2 NEW YORK DAYS (Dial)
- Charlie Parker

  1. Dexterity
  2. Bongo Bop
  3. Prezology(Dewey Square)
  4. Superman(The Him)
  5. Bird Of Paradise
  6. Embraceable You
  7. Bird Feathers
  8. Klact-Oveeseds-Tene
  9. Scrapple From The Apple
  10. My Old Flame
  11. Out Of Nowhere
  12. Don't Blame Me
  13. Drifting On A Reed
  14. Quasimado
  15. Charlie's Wig
  16. Bongo Beep
  17. Crazeology
  18. How Deep Is The Ocean

#1-6 Charlie Parker Quintet
Charlie Parker (as)
Miles Davis (tp)
Duke Jordan (p)
Tommy Potter (b)
Max Roach (ds)


1947/10/28


#7-12 Charlie Parker Quintet
Charlie Parker (as)
Miles Davis (tp)
Duke Jordan (p)
Tommy Potter (b)
Max Roach (ds)

1947/11/04


#13-18 Charlie Parker Sextet
Charlie Parker (as)
Miles Davis (tp)
J.J.Johnson (tb)
Duke Jordan (p)
Tommy Potter (b)
Max Roach (ds)

1947/12/17

朝鮮戦争で戦死した北朝鮮兵の遺品に、パーカーの《バード・オブ・パラダイス》のレコードがあったという。

バード(パーカーのことです)の奔放に空を駆け巡るアルトサックスは、あの国の兵士も魅了していたのか、と思うと、ちょっと感慨深いものがある。

《バード・オブ・パラダイス》は、スタンダードの《オール・ザ・シングズ・ユー・アー》のコード進行を拝借して、パーカーがほとんど即興で吹き上げたもの。 テンポはミディアムスローで、印象的なイントロは、後のジャズメンたちが、こぞって模倣することに。

スピード感、アドリブの斬れ味。
かようなテクニカルなことが引き合いに出されることの多いパーカーだが、《バード・オブ・パラダイス》の吹奏は、ちょっとメランコリック。

しみじみとした哀切感が胸に迫る。

パーカーは自由にはばたける翼を持った鳥だが、この曲のモチーフとなった南国の「極楽鳥」の剥製は、脚がもがれた状態で飾られるという。

つまり、人間に捕獲されたら最後、二度と地上に着地できない運命を背負ってしまうのだ。

それを知ってか知らずか、ジャズのイノベーター、バードことチャーリー・パーカーは、ついぞ、その生涯を休むことなく羽ばたき続け、短い生涯を終えた。

『ダイアル盤』のパーカーは、初心者にはちょっと難しいかもしれない。
しかし、《バード・オブ・パラダイス》だけは、マニア、初心者関係なしに、聴く者の胸を打つのではないだろうか?
(2010/08/22) 

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