THE AMAZING BUD POWELL VOL.2 (Blue Note) |
| - Bud Powell |
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#1,2,3,5,6,7,8,10 Bud Powell (p) George Duvivier(b) Art Taylor (ds) 1953/08/14 #4 Bud Powell (p) Curly Russell (b) Max Roach (ds) 1951/05/01 #11,12 Bud Powell (p) Tommy Potter (b) Max Roach (ds) 1949/08/09 |
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特に初期のバド・パウエルは、甘さを排したロマンチストだと思う。 溢れるほどのロマンティシズムを持っていながらも、彼の鍵盤から繰り出される厳しいタッチが、ちょうどよい按配の辛口表現となり、耳の肥えた音楽聴きは、きっとそのあたりに魅入られるのだろう。 このことがよく分かるのが、きっと『アメイジング・バド・パウエル vol.2』の《ニューヨークの秋》なのではないかと。 短く簡潔な演奏だが、私は、この《ニューヨークの秋》に今も昔もゾッコンだ。 パウエルの厳しいタッチと、アレンジ、テンポ、どれをとっても「秋」ではなく、限りなく冬にちかい「晩秋」だ。 ジョージ・デュヴィヴィエのアルペジオのようなベースラインも良し。ひたひたと迫りくる濃厚の冬の気配をしのばせつつ、厳しいロマンティシズムをしのばせたピアノがニューヨークの秋を描写する。 これを聴けば、パウエルというピアノ弾きは、安易に聴き手にすりよらない孤高のロマンチストだということがよく分かるはずだ。 《ニューヨークの秋》だけでも、聴く価値が充分にある『vol.2』。 狂気の天才などというパウエルのキャッチコピーに臆することなく、是非、聴いてみて欲しい。 |
| (2011/11/27) |
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