BLACK COFFEE (Decca) |
| - Peggy Lee |
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Peggy Lee (vo) Pete Candori (tp) Jimmy Rowles (p) Max Wayne (b) Ed Shaughnessy (ds) 1953/04/30 #2,8,10 1953/05/01 #3,4,7 1953/05/04 #1,9 1956/04/03 #5,6,11,12 |
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うっひゃぁ、気だるいぜぇ! おっとなだぁ! なんてことを言っているようじゃ、まだまだ私の感性は子供なんだろうねぇ。 《ブラック・コーヒー》。 気だるいし。アンニュイだし。 セクシーなウィスパリング・ヴォイスでため息をつくようなペギー・リーの歌唱は、もう完全に100パーセント、大人のまったりとした時間。 真夜中に飲むコーヒー。 酒じゃなくて、コーヒーってところが、なんだか意味ありげ過ぎない?色々想像しちゃうじゃないか。(何を?) 歌伴を努めるジミー・ロウルズのピアノトリオも、大人の粋さを決して忘れません。 もちろん、タイトル曲以外にも聴きどころ満載。とくに、《イージー・リヴィング》が好きだった私が、ペギー・リが歌う《イージー・リヴィング》を聴いてからというものの、この曲のイメージがガラリと変わってしまった。 人生、タイトル通りに、そう簡単にイージーじゃないということが分かった(笑)。彼女のこの歌声が、さらりとほのめかしてくれる。そして、いつしか「はぁ、人生って深いなぁ、なんちゃって」と独り言を呟いている自分がいる。危ない人じゃありません(笑)。 アルバム全体を覆うビターなテイスト。 まさに「ブラック・コーヒー」とは言いえて妙だ。 子供は聴かんでいい。 酸いも甘いも噛み分けたオトナが、苦い思いをかみ締め、そして愉しむためのアルバムなのだ。 |
| (2006/06/07) |
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