KONITZ MEETS MULLIGAN (Pacific Jazz) |
| - Lee Konitz & The Gerry Mulligan Quartet |
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Lee Konitz (as) Gerry Mulligan (bs) Chet Baker (tp) Carson Smith (b) #1-9 Joe Mondragon (b) #10-12 Larry Bunker (ds) Ed Shaugnessy (ds) 1953/1月 |
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コニッツのアドリブの「キレ」という面で言えば、傑作『サブコンシャス・リー』を上回っているかもしれない。 冷ややかな音色で、どこまでも鋭いコニッツ。 コニッツのスゴさを、分かりやすい形で味わえる演奏のオンパレードという点、加えて、抽象度の高い旋律を持つテーマの多い『サブコンシャス・リー』とは対照的に、ほとんどのナンバーがスタンダードという点も、コニッツ入門者にはうってつけのアルバムだと思う。 少なくともコニッツ初心者には、微妙に緩い『ヴェリー・クール』や『コニッツ&マーシュ』よりは、『コニッツ・ミーツ・マリガン』をオススメしたい。 分かりやすい、つまり、メロディラインを追いかけやすいし、ピリッと締まりのある“コニッツらしいコニッツ”の魅力が満載だからだ。 たとえば、1曲目の《トゥ・マーヴェラス・フォー・ワーズ》を聴いてみよう。 ジェリー・マリガンのバリトンサックスが作り出す、柔らかな通奏低音の上で、情け容赦無しに縦横無尽にアドリブをキメるコニッツ。 とくに、アドリブ後半の、パーカーの速射フレーズを冷凍庫で凍らせたような凄みのきかせたフレーズはどうだ。 具体的には、1分38秒からの8秒間の息継ぎなしの4倍速高速16分音符の炸裂っぷり。 私はここの箇所を聴くたびに、いつも「く〜、きたぁ〜!」と1人のけぞる。 ピアノレス独特の、広がりのあるサウンド空間の中、コニッツは自由に羽ばたき、飛翔する。 マリガンはコニッツの活躍っぷりを楽しむかのように裏方役に徹するのみ。柔らかで控えめな低音で、演奏を薄化粧。 マリガンは、主役を立てるのが巧い。 |
| (2007/02/22) |
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