COME AWAY WITH ME (Blue Note) |
| - Norah Jones |
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Norah Jones(vo,p) Sam Yahel (org) Rob Burger (accordion) Jenny Scheinman (vln) Jesse Harris (g,el-g) Kevin Breit (g) Adam Rogers (g) Adam Levy (el-g) Lee Alexander (b) Dan Rieser (ds) Kenny Wollesen (ds) Brian Blade (ds,per) Arif Mardin (string arrangement) 2002年 |
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第45回グラミー賞において、主要4部門を含む計8部門を完全制覇したアルバム『カム・アウェイ・ウィズ・ミー』。 歌姫は、インドのラビ・シャンカールの娘、ノラ・ジョーンズ。 しっとりと、淡々した歌唱だが、不思議とどの曲もこちらの心の奥深くにじんわりと染みてくる。 テンションをクールに抑制したピアノもヴォーカルも、肩の力が抜けた自然体とでもいうべき歌唱&演奏で、終始心地よい音空間が続く。 ゆったりとした和みの世界でありながらも、そこには一本の強い芯が通っており、単なる「お休みミュージック」や「和みのBGM」として、部屋の空気の一部として放出するには、あまりに勿体なさすぎる。もちろん、そのような聴き方も「アリ」なのだろうが、一曲一曲がじっくりと鑑賞するに値する奥行きがあるのだ。 アルバム全体にブルーなムードが一貫して続くためか、それぞれの曲に特色があるにもかかわらず、ひとまとまりの組曲として最初から最後まで聴き通せてしまう統一感もある。 しかし、不思議だ。 ノラの声の磁力はいったいなんなのだろう。 まぎれもなくノラ・ジョーンズは、“立つ”声の持ち主だ。22歳の女性の歌唱とは思えないほどの落ち着きとしなやかさがある。 強引にこちらの耳をつかむような声質でも歌唱でもない。 静かにこちらの気持ちを包み、気がつくといつのまにか彼女の音世界の中心部にいるという寸法。 いつのまにか耳が引き寄せられているという、まるで磁石のような声、歌唱なのだ。 代表曲《ドント・ノウ・ホワイ》もいいが、個人的には部屋の淀んだ空気を一掃するかのようなリフレッシュ感のある《フィーリン・ザ・セイム・ウェイ》や、イギリス映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ミッドランズ(邦題:家族のかたち)』の挿入歌に使用された《シュート・ザ・ムーン》もオススメ。 |
| (2003/06/09) (加筆修正 2009/12/06) |
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