SILHOUETTE DANCE (Seavan) |
| - 池田芳夫 |
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池田芳夫 (b) 岡本 広 (g) 田中朋子 (p) 2001年 |
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ベーシスト池田芳夫が2001年に発表したリーダー作。 編成は池田芳夫(b)、岡本 広(g)、田中朋子(p)によるトリオで、このフォーマットゆえか、あるいはスタティックな曲調の多さゆえか、上質な室内楽的なニュアンスが全編に漂う。 さすがに、ベーシストがリーダーの作品だけあって、ウッドベース独特の厚みのある音色、重量感、ふくよかさを存分に引き出すプレイ、そしてこれら微妙なニュアンスを捉えた録音が素晴らしい。 1曲目のタイトル曲が良い。 気だるく、何かを予感させるアレンジと、空間への隙間の置き方。この1曲で、私はこのアルバムの虜となった。 シンプルで、若干線の細い印象ながらも、きめ細かなな田中朋子のサポートは聴いていて気持ちが良く、ジャズのピアノというよりも、サティなどのシンプルながらも端正な曲の演奏を聴いているような感じ。 《ピース・オブ・マインド》の味のある池田のアルコと、控えめながらもこれ以上も以下もないと感じられる優等生的な田中朋子のピアノのサポートも、心地よい。 精妙な「たし算」「ひき算」のバランスの上で成り立っているデリケートな音空間だ。 そのいっぽうで、《B.D.S》でのぶっ太いベースの音色はどうだ! さすがに、この太さ、迫力は、ベテランならではの味わいだ。 池田芳夫の『シルエット・ダンス』は、地味ながらも非常に丁寧で良い仕事をしてるなぁと感じることが出来る、もっともっと広く聴かれて欲しい、ベースマンの佳作だ。 ちなみに、このアルバムは、通信販売でしか販売されていないようです。 ▼ 購入はこちらからどうぞ。 |
| (2007/05/28) |
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