HEAD HUNTERS (Columbia) |
| - Herbie Hancock |
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Herbie Hancock (key) Bennie Maupin (sax) Paul Jackson (el-b) Harvey Mason (ds) Bill Summers (per) Oren Waters (vo) 1973年 |
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このアルバムの看板曲《カメレオン》は、ぶっ太い音色のシンセベースのリフが強烈なインパクトではあるが、これ一発で聴く(踊る?)ための曲という感じもしなくない。 後年のヘッドハンターのライブや、ジャコ・パストリアスとハンコックとの共演(競演)を聴いてしまうと、いかにも単調な気がする。 もちろん、シンセベースの執拗なリフレインが心地よいトランス効果を誘い、その心地よさは否定しない。 しかし、やればもっと爆発力のある実力派プレイヤーたちが、神妙に力を5割にグッとセーブして演奏する禁欲さ加減は、それはそれである種下半身にくるモヤモヤ感はあるにせよ、もっとドカーン!とやってくれてもいいじゃないの? という欲求不満を感じることもたしか。 そんな私にとっての目玉は、《スライ》だ。 これはすごい演奏だ。 ポール・ジャクソンの太くて縦横無尽なベースがとくにすごい。 しかも、後半になればなるほど、演奏も白熱! 単調かつ執拗にパターンがリフレインされる《カメレオン》も、それはそれで魅力はあるが、やはり、抑え切れないミュージシャン魂が、溢れんばかりに開放されてゆく《スライ》こそがこのアルバムの目玉なんじゃないかと私は思っている。 ファンク路線のハンコックのキャリアがスタートした記念すべき1枚。 枕元にたった日蓮上人のお告げに従ったら、こんなにもヒットしちゃったという逸話つき。 |
| (2009/05/24) |
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