GOIN' UP (Blue Note) |
| - Freddie Hubbard |
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Freddie Hubbard (tp) Hank Mobley (ts) McCoy Tyner (p) Paul Chambers (b) Philly Joe Jones (ds) 1960/11/06 |
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1曲目。 あれ? これってどっかで聴いたことがあるなぁ? そうそう、ケニー・ドーハムの『静かなるケニー』で有名な《エイジアティック・レエズ》ですね。 同じラッパはラッパでも、中域を駆使した「いぶし銀」的なドーハムと、高音域のブリリアントさと、フレーズの瞬発力が凄いハバードとはえらい違いだ。 (もちろん、ケニーがダメで、ハバードが良いといっているわけではない) 『オープン・セサミ』で華麗にブルーノートよりデビューしたハバードの2作目。 1枚目のレコーディングから約半年後に録音された本作は、あいも変わらず勢いの良い演奏が続く。 「トランペットがなければ、単なるやさぐれた乱暴者で終わっていたかもしれない」というハバードの内に溜まりに貯まったエネルギーが、前作同様、ここでも良い形で放出されている。 マッコイ・タイナーのピアノ、フィリー・ジョーのドラミングと、彼を脇から煽りまくるリズム隊に乗せられて、自由奔放に吹きまくるハバードは元気そのもの。 ハンク・モブレイも良い脇役を買ってでている。 ハバードに煽られ、フィリー・ジョーに焚きつけられたのか、流麗マイルドが持ち味のモブレイ、ここでの演奏は、どのソロもグイグイと力強く上昇するようなテナーソロを繰り広げている。 ハバードとモブレイの絶妙コンビネーションも、このアルバムの聴きどころの一つ。 この『ゴーイン・アップ』を1本の映画だとすると、フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムは、演出をドラマティックに盛り上げる派手なSEやSFX効果。そして、モブレイは間違いなく助演男優賞候補の役者といっても良いだろう。 個人的には、あまりそそらない地味なジャケットだが、聴きどころの多い良質な演奏ばかりが納められているアルバムだ。 |
| (2010/03/12) |
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