CHRISTOPHER HOLIDAY (novus) |
| - Christopher Hollyday |
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Christopher Hollyday (as) Wallace Roney (tp) Cedar Walton (p) David Williams (b) Billy Higgins (ds) 1989/01/25 & 26 |
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ベニー・グリーンのアルバムのところでも、 “「そっくりさん」を目指すがごとくの、ストイックなまでに徹底した探求ぶりは、“個性の音楽”といわれるジャズにおいても、“コピーゆえの没個性”を超えて、逆に“これも一つの個性”と聴き手を納得させてしまうぐらいの気迫と力量が感じられる” と、書いたが、クリストファー・ホリデイにも、まったく同じことが言えると思う。 目隠しをしたジャズ・ファンに「このアルトはマクリーンですよ」と言っても本気で信じてしまうんではないだろうか? (もっとも、よく聴けば、マクリーンより彼のフレージングのほうが流麗だが) それぐらい、クリストファー・ホリデイのアルトは、マクリーンに似ている。いや、マクリーンだけではなく、ハード・バップのおいしいエッセンスを吸収・消化・再現している。 ジャズは進歩の音楽だ。といわれている。 しかし、クリストファー・ホリデイの演奏を聴いていると、そんなことどうだっていいじゃないか、という気分にもなってくる。 彼は、現在のジャズにおける状況がどうのこうのといったことを考えて吹いてはいないはずだ。 また、いまさら50年代に全盛を迎えたハードバップのスタイルで演奏するなんて古いだなんてことは思っていないだろうし、そのことに対しても何の疑問も持っていないのだろうと思う。 ただ、ハード・バップが好きだから、好きな音楽を演奏しているだけ。なのだと思う。 自分はマクリーンが好き。ハードバップが好き。だから、それをやる。 何か悪いことある? そんな声が聞こえてきそうだ。 迷いのまったくない、ストレートで潔い彼のアルトは、たしかにマクリーン風だが、本当に好きなことをやっているんだという迫力は伝わってくるし、演奏内容も納得のいくものなのだから、ジャズは、“絶対、必ず、人と違わなければいけない”と頑なに信じているファン以外なら、充分に楽しめる内容だと思う。 マクリーンの《アポイントメント・イン・ガーナ》や《オメガ》に《リトル・メロネー》、パーカーの《ブルームーディド》に《ココ》。ガレスピーの《ビ・バップ》など、ジャズファンにはおいしい名曲揃い。 良いスタイル、良い曲はいつの時代も不滅なのだ。 それにしても、最近の彼、活動しているのかな? |
| (2002/01/27) |
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