KEYSTONES! (Xanadu) |
| - Red Garland |
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Red Garland (p) Leroy Vinnegar (b) Philly Joe Jones (ds) 1977/05/12 San Francisco |
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う〜む、これはかなり忍耐を強いられる1枚だ。 ハッキリ言ってしまうと、相当に“雑”な演奏に聴こえる。 「これって、本当に、あのレッド・ガーランド?」 と疑ってしまうほどの、ヒドイ演奏だ。 リロイ・ヴィネガーがプライベートに録音していた音源をアルバム化したということもあって、音はそんなに良くない。 しかし、理由は音の悪さではないと思う。 ガーランドは、何に急いているのだろう? いつになく荒々しいピアノを弾いている。 この荒々しさ、良く言えばパウエル的なのかもしれない。 しかし、単に落ち着きと集中力を欠いた、勢いだけの演奏といったほうが近いかもしれない。 また、フィリー・ジョーのドラムソロをどの曲でもフィーチャーし過ぎなアレンジも良くないのかもしれない。 もちろん、ドカドカドカドカ!!と迫力のあるフィリー・ジョーのドラム・ソロは悪くはないが、曲の度に聴かされると、いい加減飽きてくる。 その上、ドラムとピアノの小節交換の度にガーランドが弾くフレーズは、いつもテーマの一部ばかり。 《枯葉》の頭の4音、《イッツ・オールライト・ウィズ・ミー》の頭の4音と、こればかり。 しかも雑に“弾き殴って”いるので、もう「いい加減にしてくれ」って感じすらする。 耳慣れたスタンダード曲が目白押しの選曲。 そして、ドラムがフィリー・ジョーで、ベースがリロイ・ヴィネガー。悪かろうはずの無い一流のパーソネルだが、必ずしもこの組み合わせが功を奏したとは思いがたい。 マイルス・クインテットで見せたピリッ!とした集中力。 プレスティッジに残した一連のレコーディングで聴くことの出来る“粋”な味わい。 これらガーランドの面影は、このライブ演奏には残念ながら認められない。 |
| (2003/05/26) |
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