LIVE AT THE LIGHTHOUSE (Blue Note) |
| -Grant Green |
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Grant Green (g) Claude Batree (ss,ts) Shelton Laster (org) Wilton Felder (el-b) Greg Williams (ds) Bobbye Porter Hall (conga,per) 1977/12/21 |
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ジャケットは、青いグラント・グリーンの顔、青いグラント・グリーンの顔、黄色いグラント・グリーンの顔と、色つきグリーンの顔が妖怪のように何重にも重なったビジュアル。 まるでファンカデリックのような、濃いファンクのテイストを感じさせ、どこか妖しい胡散くささが漂う。 B級の匂いがプンプン漂う。 しかし、内容のエキサイティングさは、そんじょそこらのライブ盤が何枚タバになってかかっても敵わないのではないか。 熱い。 メンバーが一丸となってグルーヴしまくっている。 グラント・グリーンのキャリアの初期のブルーノートのアルバムから聴き取れる彼の持ち味は、“まったり&こってり”だった。 しかし、この72年のライブは、同じギタリストなのか? と思うほど、攻撃的、アグレッシヴ、前に出たプレイだ。 そう前に出ている。 メンバーが皆、何かに急き立てられているかのように、前へ前へと突き進む疾走感はただごとではない。 スリル満点。 ヤバいです。カッコ良すぎです、あなた。 なんといっても、ウィルトン・フェルダーのベースが素晴らしい。 骨太にリズムフィギュアをどっしりと形作り、他のメンバーの疾走感を決して横滑りさせずに手綱を握る。 私がフェンダーのベースで弾きたいのは、じつはこのようなベースなのだ。 こんなにもスピード感に溢れ、しかも骨太さを失わずにグルーヴをキープ出来れば、さぞかしい気持ちいいだろうなぁ。 このノリ、このキャッチーさ。要所要所に盛り込まれるメジャーセブンス多用の哀愁の響き。クサさとカッコよさが絶妙に入り混じった楽曲揃い。 クラブジャズ好きには、これぞ極上のレアグルーヴだ!と推したいし、この血中濃度の高い演奏は、ソウルやファンク好き、さらには、ロックファンも是非耳を傾けて欲しいと思っている。 強いて難癖をつけるとすれば、クラウド・バトリーのソプラノサックスか。 肉厚なリズムに対して、彼の痩せた音色はサウンドのバランス的には良いのだが、音程の悪さと、高音を出す際に音が潰れてしまう、もしくは、音が出て来ない箇所がある。 特に、《ウォーク・イン・ザ・ナイト》のプレイがヒドい。 焦点の定まらない音程がフラフラと彷徨い、サビの箇所のキメフレーズのミストーンが致命的。しかも、一度ならず、二度も三度も同じミスを繰り返している。 せっかくコードの流れがガラリと変わり、タソガレのハイライトになるはずの局面で音を思いっきりハズすため、ムードが台無し。 もっともこの曲は、グリーンも自分がアドリブをしている箇所を一瞬見失う箇所が出てくるので、事前の打ち合わせ不足、もしくはリハ不足だったのかもしれない。 しかし、このようなことは瑣末なこと。ちょっとしたミスやハプニングを補って余りある熱気と白熱の演奏を楽しめる。 そういえば、リー・モーガンの熱いライブ盤も「ライトハウス」での実況録音だった。 「ライトハウス」はジャズマンに火をつける? |
| (2007/09/18) |
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