INTRODUCING JANE FIELDING (Jazz West) |
| - Jane Fielding |
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Jane Fielding (vo) Lou Levy (p) Red Mitchell (b) 1955/08/29 |
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ハスキーな歌声と、ほんわかと漂う大人の色気がジェーン・フィールディングの魅力。 このアルバムは、幻のレーベル、ジャズ・ウェストに吹き込まれた彼女のデビュー作だ。 バックはピアノとベースのみ。 ピアノは、ルー・レヴィで、ベースはレッド・ミッチェル。 シンプルな編成ゆえ、よりいっそう彼女の声がリアルに浮き上がる。 適度なボリュームと、快適な空間で、じっくりと聴きいりたいものだ。 おそらくそれほど知名度の高い歌手とはいえないだろう。 というより「知る人ぞ知る」な人なのだろう。 なにしろ活動期間はたったの2年間。 2枚のアルバムを残してシーンから遠ざかってしまったから。 しかし、このような希少性を抜きにしても、ジェーン・フィールデングの歌手としての魅力はすばらしい。 彼女は歌のトレーニングには、歌手ではなく、ソニー・ロリンズやレッド・ミッチェルのような器楽奏者を歌の模範としたところなども興味深い。 しかし、彼女の歌唱は決してメカニカルなものではなく、ハートウォームな暖かさに溢れている。 とくに、《四月の思い出》は名唱だ。 最初はフィギュアスケートの選手を目指していたらしいが、怪我のため、歌手に転向したという。 彼女には申し訳ないけれども、我々はつくづく歌手に転向するキッカケを作ってくれた怪我に感謝をしなければならない。 そして、たった2年間という短い歌手生活だったが、このような素晴らしいアルバムを人知れず残してくれていた彼女、そして幻のレーベル、ジャズウェストにも感謝しなければならない。 |
| (2009/04/01) |
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