CIRCLE WALTZ (Riverside) |
| - Don Friedman |
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Don Friedman (p) Chuck Israels (b) Pete La Roca (ds) 1962/05/14 |
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エヴァンスを構築的にしたフレージング。 ハンコックを柔らかにしたようなヴォイシング。 これに、儚いほどのセンチメンタルさ加減をまぶせば、限りなくドン・フリードマンになる。 彼のナイーヴな一面と、露骨ではないが強固な構築性がバランスよく融合して生まれた、奇跡的に美しい1枚が『サークル・ワルツ』だ。 タイトル曲《サークル・ワルツ》の儚さといったら。 テーマが終わると、すぐにベースソロ。 まるで、フリードマンのピアノからポロリとこぼれ落ちるかのようにベースソロはスタートする。 静かに沈みゆくチャック・イスラエルのベースを柔らかく包む、絶望的に美しい彼の和音。 かくも、ここまで柔らかく、儚い音を奏でられるのは何故か? 《シーズ・ブリーズ》のむせ返るほどの潮の香り。 イーヴンかつフラットに弾こうと努めつつも、ところどころに生じる捩れがたまらなくノスタルジックな風景を紡ぎだし、彩る。 デイヴ・ブルーベックの曲がここまで美しかったのかと気づかせてくれる《イン・ユア・オウン・スウィート・ウエイ》。 この前半3曲が私は大好き。 家で、旅先で、通勤中にと、ところかまわず聴く。 そして、どんなシチュエーションにも似合う、というよりも、曲の磁力が風景さえも変えてしまう。 壊れそうなほどにデリケートで美しいピアノをお望みの方には、是非お薦めしたい逸品だ。 人によってはビル・エヴァンスよりもハマってしまうピアニストかもしれない。 |
| (2009/10/18) |
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