INTERMODULATION (Verve) |
| - Bill Evans & Jim Hall |
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Bill Evans (p) Jim Hall (g) 1966/04/07 & 05/10 |
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1曲目の《アイヴ・ゴット・ユー・アンダー・マイ・スキン》からあなたは、このアルバムの虜になることだろう。 アルバムの中では比較的躍動的なナンバーを冒頭に持ってくることで、リスナーへの掴みは十分。新たなる“アンダーカレント・パート2”の幕が開ける。 ジム・ホールのソロのあとに、溌剌と登場するエヴァンスのアドリヴが始まった瞬間、ポール・モチアンばりのシンバルが「シャラララ〜」と聴こえるのは私だけか? また、同時にウッドベースの低音がドク・ドックンと入ってくれれば、どんなにいいだろうと思うのも私だけか? もちろん、ジム・ホールのギターと、エヴァンスのピアノ2台だけでも申しぶんのない演奏なことには違いないが、この曲に限っては、エヴァンスのソロのあたりから、頭の中で、勝手にベースとシンバルの音を味付けして聴いている私。 固さの取れた『アンダー・カレント』というべきか。前作に比べると、ピン!と張りつめた雰囲気はいくぶんか緩和されている。 名盤『アンダーカレント』の続編に位置づけられるアルバムだが、耽美的かつスタティックな『アンダーカレント』とは一線を画する雰囲気、内容。 ピン!と張り詰めた『アンダー・カレント』よりも、良い意味で“緩い”内容の本作は、温かみとおおらかさが増している。 しかし、リラックスしたウォームな雰囲気ながらも、よく聴くと、緊密かつ繊細なビル・エヴァンスとジム・ホールのインタープレイは相変わらずで、決して彼らは前作よりも手を抜いているわけではない。 『アンダーカレント』よりも控えめになったジム・ホールのプレイも、よく聴くと、かなり細かな気遣いで成り立っていることがわかるだろう。 じつに深く奥行きのある演奏だ。 知的かつ、安っぽくないお洒落な雰囲気を手軽に演出できるBGMとして。 また、1人でじっくり鑑賞しても、それ相応のクオリティを味わえる、全天候型万能アルバムだといえる。 |
| (2007/05/07) |
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