HOT DOG (Blue Note) |
| - Lou Donaldson |
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Lou Donaldson (as) Ed Williams (tp) Melvin Sparks (g) Charles Earland (org) Led Morris (ds) 1969/04/25 |
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ジャケットがいい感じです。 この能天気なまでにホットドッグな雰囲気(?)は、中身のサウンドそのもの。 ノリ良し。まずは何をさておきダンサンブル。 そして、この絶妙なスカスカ感が気持ちいい。 こういう音楽は、軽やかでスカスカじゃなきゃいけません。 辛気臭く演ったり、重苦しくやるのは野暮の骨頂。ただでさえ、ダサさ一歩手前のメロディ(失礼!)なんだもん。 これをカッコよくキメるのか、ダサダサになるのかは、それこそ演奏者の力量と匙加減次第。簡単そうで、難しい問題ではあります。 その点、ドラムスにレオ・モリスを配したことが効いている。 この、パスッ! スカン! と、能天気なほどに軽やかでヌケの良いドラミングが、どれほど演奏を快活にしていることか。 ドナルドソンの名盤『アリゲーター・ブーガルー』のドラマーもレオ・モリスだが、彼の軽やか過ぎるぐらい軽やかなドラミングが、クサくならず、ベタベタにさせずにグルーヴを与えると同時に、アルバムを貫くサウンドキャラクター作りにどれほど貢献していることか。 カラッ!とアッケラカンなのですね。 このドラミングがあるからこそ、ルー・ドナルドソンのアルトは、軽やかに節約された音数でリズムを彩ることが出来たのだ。 随所に表れるコーラスのやる気のなさの一歩手前状態ともいえる力の抜け加減もグッド。 また、曲によっては、必要以上に(?)シャカリキに頑張るマーヴィン・スパークスのギターもグッド。 ギターが頑張り、再びテーマに戻ると、またアッケラカンとスカスカなテイストに逆戻りするという落差が楽しい。 ドラムといい、アルトといい、コーラスといい、この力の適度な抜けっぷり、フレーズの隙間の行間から漂う匂いこそ、これぞ正しくソウルなのです。 ちなみに、このアルバムではルー・ドナルドソン、電気サックスを吹いているという。 しかし、音色的には、それほど大きな変化があるとは感じられず、じつはライナーを読むまでは気がつかなかった……。 以前、私の番組にゲスト出演していただいたアルトサックス奏者の矢野沙織さんも、「よく聴くと、(音色は)ちょっと違うような気もするけど、ん〜?みたいな……」とコメントをしておりましたです(笑)。 |
| (2007/10/31) (加筆修正 2010/04/25) |
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