FACE THE MUSIC (BPM) |
| - George Duke |
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Geroge Duke (p,key) Oscar Brashear (tp,flh) Isaac Smith (tb) Everette Harp (as) Daniel Higgins (ts) Kirk Whalum (ts) Christian McBride (b,el-b) Little John Roberts (ds,el-d) Lenny Castro (per) Lori Perry,Wayne Holmes,Jim Gilstrap (background vo) 2002年 |
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とにもかくにも、冒頭のクリスチャン・マクブライドのブリッ!とした音圧の高いベースに耳が奪われ、次いでカチッ!とタイトなリトル・ジョン・ロバーツのドラムとのコンビネーションの心地よさに身を任せることになる。 1曲目の《ザ・ブラック・メシア》は、ジョージ・デュークがキャノンボール・アダレイのバンド在籍時に披露したナンバーの再演で、古くからのファンは懐かしく感じるだろうし、また、引き締まった現代風のリズムセクションに新鮮さを覚えるかもしれない。 ジョージ・デュークといえば、今や「超」をつけても良いほどの、ベテラン大物ピアニスト、キーボーディスト、アレンジャー。 キャノンボールのバンドを経て、クインシー・ジョーンズ、フランク・ザッパ、ビリー・コブハムらのバンドにも参加。めきめきと頭角を現してゆき、その時代、アルバムごとに、ファンキー、ソウル、ディスコ、ブラジリアン路線など、多彩な方向性のサウンドを打ち出している。 「ディスコな人」というイメージが先行している中年以上の世代も多いかもしれないが、改めてジョージ・デュークの経歴を追いかけると、先述したとおり、華麗なキャリアと音楽歴を持つキーボーディストなのだ。 デューク・エリントンでジャズに開眼し、教会でゴスペルフィーリングを吸収していったジョージ・デュークの鍵盤プレイには、たとえ表面的には端正なプレイをすることもあっても、常にファンキーなフィーリングが内包されている。 この触感は、もう少しド真中なジャズでいえば、レイ・ブライアントに近い感覚を個人的には感じるが、いかがなものだろうか? そんな、ベテラン、ジョージ・デュークが立ち上げたレーベル、BPM(big piano music)の第一弾『フェイス・ザ・ミュージック』。 勢いが溢れているくせに、どこか整然とした印象、知的に統合された印象を受けるのは、マクブライドのパンチがあるくせに整然としたベースワークの賜物であるといっても過言ではない。 メロディ・アレンジは、どちらかというとソフトでメロウなものが多いにもかかわらず、全体的には、パリッとした印象。 楽器同士の距離感が知的に整理されており、そこが聴きやすさと同時に、単なるBGMに陥らない手堅さもキープされている。 例外はラストの《テン・マイル・ジョグ》、か。 10分以上のジャムセッション。 これまでストイックに抑えていたエネルギーが、このナンバーで解き放たれたかのよう。 アース・ウインド・アンド・ファイヤーや、シックのようなダンサブルなソウルが大好きな人は腰にきまくるナンバーだ。 ゴキゲン! |
| (2009/06/18) |
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