AFRO CUBAN (Blue Note) |
| - Kenny Dorham |
|
|
Kenny Dorham (tp) Hank Mobley (ts) Cecil Payne (bs) J.J.Johnson (tb) Horace Silver (p) Percy Heath (b) #5,7 Oscar Petiford (b) Art Blakey (ds) Carlos Valdes (conga) Richie Goldberg (cowbell) #5-7 1955/01/30 #1-4 1955/03/29 |
|
|
|
ドーハム作曲の《アフロディジア》は、ジャズとラテンのリズムの要素を融合させたナンバーで、録音されてからおよそ30年後、つまり80年代にロンドンを中心におこったジャズ・ディスコ・ブームを象徴するナンバーとなった。 ジャズ好きならば、このような内容で紹介をされているレビューは、もう何度も目にされていると思うので、これ以上は書かないが、このアルバムのオイシさは、もちろんアフロキューバンの要素がジャズに融合したリズムの面白さも挙げられるが、それだけではなく、ホーン陣たちの、肉汁したたるような管楽器のアンサンブルにもある。 とくに、バリトン・サックスのセシル・ペインの参加が効いている。 アンサンブルにまろやかな厚みをつけるJ.J.ジョンソンのトロンボーンに、味わいとコクを付加するハンク・モブレイのテナーサックス。 これだけでも、かなりオイシイ音色の組み合わせなのだが、これに“ブリッ!”としたエッジと低音の要素、つまりセシル・ペインのバリトンサックスの音色が加わるからこそ、チャカポコしたアフロキューバンリズムに、重厚なホーンのアンサンブルが映えるのだと思う。 とにもかくにも、音色もおいしいこのアルバム。 目玉の《マイナーズ・ホリデイ》に我々が圧倒されるのは、決してメロディやリズムだけではないはず。迫ってくるようなホーンの厚みもゾクゾクとした快感をもたらす大きな要素なのだ。 ジャケットのイラストも可愛いブルーノートの1535番。 スリルと快感のほど良いブレンド具合がたまらないアルバムだ。 |
| (2010/12/29) |
|
|
|
|
All Rights Reserved. |