IN CONCERT (GNP) |
| - Clifford Brown & Max Roach |
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Clifford Brown (tp) Harold Land (ts) #1-4 Teddy Edwards (ts) #1,3 Richie Powell(p) #1-4 Carl Perkins (p) #5-8 George Morrow (b) #1-4 George Bledsoe (b) #5-8 Max Roach (ds) Gene Norman (arr) #1-4 1954/08/30 #5-8. 1954/04月 |
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万人にお薦めしたいジャズアルバムだ。 これがジャズだ、 これが理想のジャズコンボによる演奏だ、 これらが理想のアレンジだ、 このテイスト、この爽快感こそがジャズだ、 余計な能書きや蘊蓄をたれることなく、サクッと短い一言で「どうぞ」と薦め、あとは存分に楽しんでくださいと胸をはることが出来るアルバムの筆頭ともいえる。 当時23歳。勢いにのりまくったクリフォード・ブラウンのブライトなトランペット、よどみなく溢れ出てくるフレーズの数々はどうだ。 ドラマー、マックス・ローチとの一体感も素晴らしい。 ローチとブラウニーのコンビが双頭リーダーを務めるコンボが結成されたのは1954年だが、このアルバムに収録されている半分の演奏は、グループ結成直後のライブの演奏が収録されている。場所はロス。 やってやるぜ!という気迫がひしひしと伝わってくる演奏群だ。 残りの半分の演奏は、約半年後の演奏で、ブラウニーを代表する名曲、名演の1つ《ジョードゥ》が演奏されている。すでにこの時期になるとブラウニーのトランペットのスタイルも、グループとしてのまとまりも完成の域に達しており、「完璧」という言葉がもっとも相応しい。 勢いのみならず、朗々と歌い上げ、深い表現力をみせつける《言いだしかねて》にも注目。 20代前半の若者がこの演奏だ。 改めて表現の深みの出せる出せないは年齢ではないのだなと思ってしまう。 このアルバムの演奏にかぎらずだが、クリフォード・ブラウンの演奏は、すべてのジャズトランペッターが思い描く「このように吹けたらどんなにいいだろう」という理想の音を具現化してしまったものなのだろう。 隙や破綻や突っ込みどころは皆無などころか人間的な暖かさにも満ち溢れ、これ以上一体何を求めようやの世界。 後にも先にも、テクニック・味わい・暖かさ・スピード感・瞬発力という5つの要素が「五味一体」となったトランペットを吹くトランペッターはクリフォード以外には存在しないと言っても過言ではない。 この『イン・コンサート』は、ブラウン入門にも最適なアルバムだが、ブラウンの凄さを再発見するにも相応しいアルバムともいえる。 また、ブラウン=ローチ・クインテットの唯一のコンサート・レコーディングだということも貴重だ。 |
| (2011/03/24) |
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