CON ALMA (CBS) |
| - Ray Bryant |
|
|
Ray Bryant (p) Bill Lee (b) Arthur Harper (b) Micky Roker (ds) Recorded at New York, 1960/11/25 #2,4, 1961/01/26 #1,3,5,6,7,8,9 |
|
|
|
明快なフレージング、 歯切れの良いタッチ、 ゴスペルライクな左手の和音と、ドライヴしまくる右手のシングルトーン、耳馴染んだスタンダードの多い選曲。
レイ・ブライアントの代表作といえば、『レイ・ブライアント・トリオ』が筆頭に上げられることが多い。
というのも、このなんとなく湿っぽいピアノは、メリハリの効いたブライトなタッチこそが持ち味なブライアントの本領を発揮した演奏とはどうしても感じにくい。
もっとも、コルトレーンの『バラード』のように、演奏家の本領発揮とは言いがたいアルバムのほうが大衆的な人気を博するということは、よくあることだ。 じゃあ、ブライアントの持ち味を最大限に楽しめるアルバムは何かというと、個人的には『コン・アルマ』か『アローン・アット・モントルー』だと思っている。
卓越したテクニックと、親しみやすさ。そして聴き手をノセて、高揚した気分にさせるのがとても巧みなピアニストだということを体感出来るからだ。 もちろん《黄金の首飾り》のアルバムだって悪くはない。しかし、「曲」よりもレイ・ブライアントという“ピアニスト”の“演奏”のほうに興味を持つならば、断然こちらの方だろう。
ラテンタッチの楽しいディジー・ガレスピー作曲の《コン・アルマ》。 |
| (2002/05/22) |
|
|
|
|
All Rights Reserved. |