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私はベースを弾いているけれども、
ドラムが好きで、
叩けはしないけれども、
良いドラムの良いプレイを聴くのは大好きだ。
ドラムの良し悪しで、あるミュージシャンが好きになったりすることもあるほど。
たとえば、佐野元春。
《サムデイ》あたりからリアルタイムで聴いてはいたけれども、それほどピンとくるミュージシャンというわけではなかった。
しかし、『カフェ・ボヘミア』の《冒険者たち》が、元春を本格的に好きになるキッカケとなった。
元春の、ぶっきらぼうに流れるような歌い方にも魅せられたし、ユニークなベースラインにも耳がハッとなったことは確かだ。
しかし、それ以上に、まずは、正確で力強いドラミングに音としての心地よさを感じた。
勢い溢れる古田たかしのドラミング。
彼のドラムはとパワフルだが、柔軟。
突っ込みと引きの緩急がとてもうまい。
とくに、これ以上突っ込むと走っちゃうぞ!ってぐらい後方からビシバシと鞭打つようにプッシュする彼のビートは滅茶苦茶気持ち良い。
ライブでも、とても楽しそうに叩く彼の姿は、耳のみならず、目も楽しませてくれる。
いまでも、彼のバンド、ホーボー・キングで活躍していますが、ほんと、佐野元春にはこのドラマーあり!って感じですね。
彼のドラミングを心行くまで堪能できる一枚、そして、元春の諸作の中では、『ナポレオンフィッシュ』『ヴィジターズ』とともに、思い出深い3枚の中の1枚。
(記:2008/01/15)
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