|
バンドのヴォーカルの子が「この曲やりたいです」ともってきたのがアジアン・カンフー・ジェネレーションの《サイレン》。
最初聴いたときは茫洋とした、つかみどころのなさを感じた。
しかし、この焦点の定まらなさは、曲の中で流れるストーリーを俯瞰出来なかっただけのことだと数回聴いているうちに気が付いた。
要するに、能でいうところの“序破急”の流れがこの《サイレン》にはあるのだ。
また、実際に譜面を見ながらベースで音を拾い、実際にバンドで音を合わせてみるうちに、次第にこの曲のスケールの大きさや、音の持つストーリーの幅のようなものを感じ、演奏することが、どんどん楽しくなってきた。
少々ぶっきらぼうなヴォーカルもグー。
曲の終わりに近づけば近づくほどクライマックス。ライブで演奏するにはもってこいのナンバーだと感じている。
(記:2005/01/15)
|