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『シャーク・テイル』〜鑑賞レポート


家族サービスで、『シャーク・テイル』を観てきました。
日本語吹き替えバージョンではなく、英語字幕のほうのやつです。

英語なので、5歳の子供に理解できるかどうか心配ではあったのですが、もちろん、ストーリーのディティールまでの理解は無理だったろうけれども、結構楽しめたみたいです。

1時間半という、長くも短くもない絶妙な時間枠の中に、うまい具合にストーリーの山と谷と大団円が周到に配分されているので、大人も子供も等しくストレスを感じることなく、楽しく観れる映画だと思いました。

宣伝やスチールを見ている段階では、主人公のオスカーや、彼の彼女のアンジーの顔って、かなり特徴があって、ハッキリ言って不細工じゃないですか。

こんな顔じゃ愛着持てねーよなぁ、なんて思いつつも、実際、スクリーンを縦横無尽に動き回る彼らの姿を見ているうちに、次第に引き込まれてしまうんですね。
かえって、不細工にディフォルメされたルックスゆえに愛着すら覚えてしまい…。

そのへんも製作者側の計算のうちなのかもしれませんが。

主人公のサカナ、オスカーは、軽くてお調子者。
セリフ回しもマシンガントーク。
ラッパーにありがちなファッションに身を包み、ダンスも得意なヘイ!ブラザー、って感じなキャラ。
だから、彼の声にはウィル・スミスが良く似合う。

日本語バージョンだと、香取慎吾が吹き替えをやっているようだけれども、どんな感じなんだろう?
香取慎吾、顔は微妙にオスカーに似ているけどね(笑)。

ボブ・マーリーの曲をリミックスしたレゲエ系のヒップホップや、懐かしのハマーなども登場し、ダンスが好きなうちの息子は、座席の最前列に座っていたんだけれども、スクリーンと座席の間のちょっとしたスペースで、リズムに合わせて踊ろうとしだしたので、「おい、こら、やめろ」と止めるのに大変ではありました。

一言、気軽に楽しめる映画です。
個人的にツボだったのは、オスカーの兄ザメのフランキーの一人BGM。
「俺のテーマ曲だ」といって、ジョーズのテーマを口ずさみながら泳いでいたシーンですね。

そういえば、過去の有名映画からの引用やパロディが多いところも、この映画の隠れた楽しみなんです。
このへんが、子供だけではなく、子供を連れてきたパパやママを飽きさせない工夫なんでしょうね。

〔観た日:2005/03/06〕 
(記:2005/03/07) 
(加筆修正:2005/05/05) 

『シャークテイル』

監督:ヴィッキー・ジェンソン、ビボ・バージェロン、ロブ・レターマン 製作:ビル・ダマスキ、ジャネット・ヒーリー、アリソン・ライアン・シーガン 脚本:マイケル・J・ウイルソン、ロブ・レターマン 声の出演:ウィル・スミス、ロバート・デ・ニーロ、レニー・ゼルヴィガー、ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、マーティン・スコセッシ、ジギー・マリー、ダグ・E・ダグ、マイケル・インペリオリ、ヴィンセント・パストーレ、ピーター・フォーク、ケイティ・クリック ほか