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高 級 ホ テ ル


ホテルに泊まるときは、できるだけ高級なホテルのもっとも安い部屋を選ぶのがよい。
特に治安の悪い外国の大都市などの場合は、安全が第一である。
場末の安ホテルでは犯罪に遭う危険性も高い。高級ホテルであれば周囲の環境も良いし、館内の保安警備体制も整っている。
(中略)
さまざまなサービスの質も優れている。
最高級の部屋と安い部屋との違いは、その広さと、付帯設備にちょっとした差がある程度である。
(中略)
要するに寝起きする私的空間が違うだけで、共用部分についてはまったく同じ権利がある。
(中略)
寝入ってしまえば必要なのは、ベッド一つだけである。そのように考えていけば、安全性と実用性それに経済性の観点から、高級ホテルの安い部屋という選択が合理的であることがわかる。
(中略)
取り引き先の人などは会うと必ず、どこのホテルに泊まっているかと聞く。そこでホテル名を告げると安心したような顔をする。一応きちんとしたホテルに泊まるだけの「余裕」があると判断するのである。信用をつける一助になっていたことも間違いない。

〜以上、山崎武也 『金持ち哲学』より

なるほど、たしかにそのとおりだ。メモメモ。

(記:2005/04/03)