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『攻殻機動隊』や『アップルシード』といった精緻でリアルなアニメ描写、あるいは、『トイストーリー』や『ファインディング・ニモ』のようなCGが駆使されたリアルなゴム人形のような動きのアニメーションに見慣れた目にはとても新鮮な映像だ。
動く絵本ともいえる素朴な映像タッチの『白くまになりたかった子ども』の素晴らしさは、まずは何をさておいても、シンプルでぬくもりのある映像の美しさだ。
シンプルな筆のタッチを生かした水彩画。動きの一瞬一瞬がすでに立派なアート作品といっても過言ではないだろう。
シロクマとイヌイット(エスキモー)のおとぎ話。
極北の厳しい自然の大地で力強く生きる心優しい生命体たちの物語。
ああ、俺もシロクマになりてぇ!と思って手元のパンフレット(絵本形式で素敵な作りだ)を見たら、「熊になりたい!これは人類が抱いた最古の夢の一つである」(中沢新一)だそうな。
〔観た日:2004/04/21〕
- 原題 : L'ENF ANT QUI VOULAIT ENTRE UN OURS
- 製作年 : 2002年
- 製作国 : フランス・デンマーク合作
- 監督 : ヤニック・ハストラップ
- 2003年ベルリン映画祭キンダーフィルムフェスト準グランプリ受賞
- 配給 : ミラクルヴォイス
- 公開 : 2004年夏恵比寿ガーデンシネマにてモーニング&レイトショー
(記:2004/04/24)
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