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『ラヴ・セクシー』プリンス


絢爛、豪華、猥雑、ポップ……。

これらの要素が混在し、艶やかかつセクシーなサウンドが洪水となって、こちらの内なる快楽を呼び覚ます。

発売当時は、まだ渋谷の宇田川町にあったタワーレコードの2Fの入り口付近に、このLPのジャケットが、ドーン!と何面もディスプレイされていて度肝を抜かれた。

さらにCDを買って再生しようとすると、1曲分しか表示されない。つまり、アルバム全編をとおして、ヒトカタマリで聴いてくれってことね。

飛ばし聴きするの面倒だなぁと思った記憶がある。
しかし、それは杞憂だった。
アルバムの最初から最後まで、片時も退屈させないプリンスのあっけらかんなサービス旺盛精神。
これが、いまのボク全部です!とばかりに、サウンドもジャケットも全裸の出血大サービス。

プリンスの諸作の中では一番の愛聴盤だ。

(記:2002/01/12)