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日 本 酒 風 呂


生来の風呂嫌いだ。だがしかし入らないというわけにもいかない。
だから、どうせ入るなら楽しい風呂の方がいい。出来れば入りたくて入りたくて仕方がないくらいの動機があれば。
そこで日本酒風呂。
昨年の11月頃より始めている。

マンション住まいだが、配管が詰まるので出来るだけバスクリンの類は風呂に入れないで欲しいと新築時にお達しがあった。
冬場などはバスクリンを入れれば随分と暖まりかたが違うものなのだが、入れられないのでは仕方がない。
バスクリン以外でカラダの暖まる代用品は?
日本酒風呂。

藤原紀香は美容のために日本酒風呂に1時間ほど浸かっているそうだ。
お相撲さんのつるつるとしたもち肌も、もしかしたら日本酒ばかりを飲んでいるからかな?とも思えてくる。
息子は生来肌が弱いようで、寝ているときはいつもボリボリと肌を引っ掻いている。ときにはカサブタを作るほど強い力で肌を削っている。
日本酒に含まれているアルコール・糖分・アミノ酸などの成分からして、少なくとも血行は良くなりそうだ。
血行がよくなれば、肌にも効くのかな?
という期待もこめて、日本酒風呂。

日本酒風呂といっても、浴槽全部を日本酒で満たすわけではない。
もっとも元ピンク・レディのミーは、1ヶ月に1回は一升瓶を丸ごとドボドボと入れた風呂に入っているようだが、さすがにそこまではお金をかけられない。
我が家の風呂に入れる日本酒は微量だ。
スーパーやコンビ二で1000円ちょっとで売っている安い日本酒の1.8〜2リットル入りのパックを買ってくる。そして、風呂場のシャンプーの隣に常備しておく。
入浴した際に、ちょっとだけ入れる。
せいぜい小さな冷酒用のグラス一杯分にも満たない量だ。
浴槽に浸かりながら少しだけ日本酒を「つまみ飲み」をする。内から外からカラダが暖まる気がする。
この「つまみ飲み」が楽しみで、風呂にも積極的に入るようになってきた。

始めてからまだ数ヶ月しか経っていないので、劇的な効果はあらわれてはいない。もとより美肌になることなど端から期待はしていないし。
ただ、あれだけ肌をボリボリと掻いていた息子が、ほとんど肌を掻かなくなったので、それが効果といえば効果かもしれない。

風呂で使う日本酒パックの消費量はおよそ月に1本。
それほど高い買い物ではない。
肌の老廃物が大量に出るためか、お湯がすぐに汚れるので、浴槽はマメに洗わなければならないが、風呂に入る楽しみが増えたこと一つとっても私にとっては十分な効能があったといえる。

(記:2001/01/30)