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Macの調子が悪くなったので、iBookを買った。
最新型のiBookは、DVDを観れるバージョンと観れないバージョンがある。色はグレー、ライム、ブルーの3色。
DVDプレイヤーは持っているので、DVD機能の付いていない方を選んだ。
DVDを観れるバージョンより2万円割安だ。
3色のバリエーションのうち、ライムはちょっと軽くておもちゃっぽい感じがしたのでパス。
グレーは広告などを見て感じたハイグレードな印象とは違い、店頭では意外にもくすんでマッタリした冴えない色調だった。
あくまで私の個人的な感想なので、ライムやグレーをお持ちの方はお怒りにならぬよう。
それに比べて、目も醒めるような鮮やかなブルーが3色の中では一番私の気を引いた。真っ白なボディとの鮮やかな対比。
だからブルーを買った。
64MBのメモリを192MBに増設してもらった。
家に帰り、早速ネットに接続したり、よく使う語句を一緒に購入したATOK13に記憶させたり、消失してしまったホームページのデータを再構築したりと、面倒くさいながらも、少しずつ自分仕様にカスタマイズしていく作業を数日の間楽しんだ。
ところが、アダプターを抜いてバッテリーで起動すると、どういうわけか、必ずデスクトップが表示された時点でフリーズしてしまう。
10回再起動しても10回とも同じ症状。
泣く泣くリストアし、初期状態に戻してみても依然として事態は変わらず。
これはおかしい、ということで、アップルのサポートセンターへ問い合わせてみた。
リストアして初期出荷状態に戻してから起動してみてもフリーズしてしまう旨を伝えると、それ以前の問題をまずはクリアにしないと結論が出せないとのこと。すなわち、増設したメモリに何らかの問題があるのではないか、との推理。
まぁ、メモリ増設以外にはまったく工場出荷状態と同じ状態なワケだからね。
そう考えるのはもっともなことではある。
一度増設したメモリをはずして、トライしてみてください、ということになった。
一人でメモリを外すのも、なんとなく怖かったので、購入した店にiBookを持っていき、メモリを外した上で起動してみた。
やはり立ち上がった時点でフリーズしてしまう。
もしかして増設したメモリ自体に問題があるのかもしれないので、違うメモリを増設してみても事態は同じ。
仮想メモリの設定をオンにしたりオフにしてみたりと、いろいろと実験を繰り返したが、やはりフリーズしてしまう。
こうなると、原因はiBookの本体にあるとしか考えられないという結論に達し、新しいiBookと交換してもらった。
新品と交換してもらい、確かにバッテリーでも快調に動くようになったことは良いのだが、面倒な再設定を一からし直さねばならない。
お陰で正月休みはiBookを自分仕様にカスタマイズすることで終わってしまったような気もする…。
最初の段階では面倒なことの連続だったiBookだが、使い勝手は非常に良い。
何よりすばらしいのは、バッテリーでも4時間は余裕で稼動してくれること。
今のノートPCはそれぐらい時間は当たり前なのかもしれないが、4〜5年前に購入したパワーブック1400CSなんかは、1時間もてば良いほうだったと思う。
それに比べれば、ビックリするほどの長時間だ。
そして気持ち良いのは、キーボードのタッチの感触。
キーボードの面積は少し広め。そしてタイピングした時の感触がかなり浅めだ。
個人的にはこの感触がとても気にいっていて、この感触を楽しむためにパタパタと文字を打ちまくっているという次第。
そして、何よりデザインが良い。
女房が使っているノートパソコンは、IBMのシンクパッドだが、iBookと並べてみると、何だか違う時代の異なる文化圏の、用途の違う道具を見比べているような感じだ。
別にシンクパッドのデザインが悪いというわけではないが、いかにもビジネスツール!!といった堅牢堅実無骨なデザインに比べると、iBookのなんともおもちゃのようで、楽しげなデザインよ。
会社で仕事する上ではシンクパッドのようなデザインのPCのほうが、頼もしげな仕事のパートナーに思えるのかもしれないが、自宅でせいぜいネットとホームぺージを遊びで作る程度だったら、これぐらいの遊び心のあるデザインの方が楽しく快適に戯れることが出来そうだ。使い終わってシステムを終了させて、モニターをパタンと閉じても、今一度触りたくなってしまうような、楽しげなデザイン。
まるでヨーヨーのような巻き取り式のアダプターもなかなか可愛い。
それにしても、まさに今、アメリカで開催されているマックエキスポで公開された“Mercury”こと新型パワーブック。
このデザインが、意外や意外、Vaioに似ているのだ。
なんだか普通のノートPCのようなデザインで、一体どうしちゃったんだろう?これが同じiBookやG4cubeを世に送り出したアップルのデザイン?というのが正直なところ。
近い将来、このタイプが主流になってしまえば、良くも悪くも、アクの強いデザインのiBookは、時代遅れのダサいデザインになってしまうんだろうか?
そういえばちょっと前は、ヘンなカタチのマックが流行ったねぇ、そういう時代もあったねぇと、まるでヒットした過去の流行歌を懐かしむような目で見られてしまうのだろうか。いずれにしても私は今のところ、このiBookのカタチが気にいっているので、壊れるまでは使いまくるとは思うが。
(記:2001/01/10)
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