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「一本のベースとたったひとつのスーツケースを携え、住み慣れたロンドンを離れてのサンフランシスコへ旅立ち。モダン・テクノロジーの便利さもなく最小限の他者との接触しかない状況下で、自分自身と対峙して書き上げた10曲」
家に帰って早速かけてみるが、前作とはうってかわって静かな印象。恐らくドラム無しの曲が多いのでリズミックな要素が前作ほど強く感じられないのと、ピアノとバスクラがメインでベースが入っていない曲があったりするからなのかもしれない。
もっとも奇妙なベースは健在だし、何と形容して良いか分からない音楽のマイペースっぷりさは、笑ってしまうぐらいいつものミック・カーン。
ジャパンの時ほど派手なベースではないが、それでも作品に漂う強烈な匂い、そしてミック・カーンだけにしか感じることの出来ない独特すぎるベースと作風は健在だ。
(記:2001/03/12)
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