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X Y M O X


オランダのグループで、今でも活動しているらしい。
うねうねした低く暗いヴォーカルはデビッド・シルビアン好きにはたまらない魅力だ。
シンセ中心の打ち込みバンドと思いきや、サウンドの隙間から漏れてくるアコースティックギターの乾いた音が曲に深みを与え、そして、雑で勢いのあるベースからはパンクの匂いもチラホラ。

よく分からないのだけど、こういうサウンドってテクノというのだろうか、それともニューウェーブのテイストを引きずったエレクトロ・ポップと言った方がニュアンスは近いのだろうか。
もっともジャンルの定義にはあまり興味はないが。

シンセの音色や打ち込みのパターンも特に凝りに凝りまくっているというわけではないが、その分荒削りで攻撃的なサウンド。
YMOのことを意識しているのか、それともアンチYMOなのか、YMOの左右にバッテンにも見えてしまう「X」が二つ。

高校時代に出会って当時は夢中で聴いていた。暗くてカッコ良い音楽、XYMOX。私にとっては非常に中毒性の高いサウンドといえる。
アルバム『clan of XYMOX』や、12インチの『a day/stranger』などは本当にむさぼるように聴いていた。

残念ながら近年の音源は未チェックだが、『clan of XYMOX』は、今でも時々発作的に聴きたくなるアルバムだ。

(記:2001/04/07)