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音  圧


リバーブやディレイをかけまくったエコーがめろめろなサウンドよりも、音圧の高いゴリッとしたサウンドの方が好きだ。

YMOの『テクノデリック』で聴ける乾いた音圧の高いサウンドは、サンプリングした音色をコンプレッサーで圧縮し、一度エコーをかけるのだけれども残響をノイズ・ゲートでカットするという手法をとったようだが、このようなサウンド処理をされた音色には非常に好感を持てる。

他に具体的な好みを上げるとすると、ブルー・ノートのルディ・ヴァン・ゲルダー録音の中域を強調したゴリゴリ迫力サウンド、クラフト・ワークの『エレクトリック・カフェ』で聴ける電子音に艶があるにもかかわらずタイトかつ音圧の高いサウンド、サロン・ミュージックの『トップレス』のハンマー・ビートを意識した打ち込みドラムの音処理、立花ハジメの『テッキー君とキップルちゃん』の、「スッコーン!」と抜けた音の中にも乾いた感触の高橋幸宏のスネアの音色などなど…。

(記:2000/12/09)