ジャズ・トロンボーン奏者の板谷博氏にアンサンブルを習っていたことがある。 残念ながら氏は亡くなってしまわれたが、氏が亡くなられる少し前のレッスンの時に、 「最近、竹内まりやが好きでねぇ、ほとんどの曲が循環コードだったりで曲の構造は単純なんだけど、歌詞と旋律がねぇ、なんか泣けてくるんだよ。染みてくる。この年になって気が付いた。」 とポツリと呟いていた。
先日、久々に彼女の『リクエスト』(河井奈保子の「けんかをやめて」や、中山美穂の「色・ホワイトブレンド」など人に提供した曲をセルフカバーしているアルバム)を聴き返してみたら、非常に琴線に触れるものがあって、なんだかジーンときてしまった。
関係ないけど、カラオケで場の盛り上がりが沈静しかけた瞬間、不意に竹内まりやを歌うようなセンスの女性が私は好きだ。