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エ リ ッ ク ・ ク ラ プ ト ン


ヤードバーズやクリームの時代から、最近の『アンプラグド』、『チェンジ・ザ・ワールド』まで、一通りエリック・クラプトンの代表作を聴いたのはつい最近のことだ。

ジェームズ・ブラッド・ウルマーやマーク・リボーの「捩れギター」、チャーリー・パットンやブラインド・ウィリー・ジョンソンのボトルネック奏法、マイルスバンドに在籍時のジョン・マクラフリンやピート・コージーなどの個性的でアクの強いギタリストに親しんでいた耳にとっては、分かりやすい教則模範演奏を聴いているような気分だった。

曲自体はメロディアスで、ニクイほどセンスの良い曲が多いのだが、ひとたびギターソロに耳を向けると、フレーズは教科書的で分かり易くちょいと喰い足りないが、ギタリストにとっては、お手本の宝庫なのだろうな、とは思った。

そこに魅力を感じる人も多いのだろうが、どんな時においても破綻が無く、優等生のように几帳面で丁寧な演奏を聴かせるクラプトンのギターは、私にとっては刺激が足りなくてあまり面白いものとは言えない。

(記:2000/05/28)