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ダイビング・ビートル


『装甲騎兵ボトムズ』に登場する数あるAT(アーマード・トルーパー)のデザインにはミリタリー心をくすぐってやまない魅力がある。
私は、その中でもダイビング・ビートルが特に好きだ。

まるで『地獄の黙示録』や『ランボー2』、そして『地雷を踏んだらサヨウナラ』を彷彿させる(要するにベトナム戦争)ジャングル、河川、アンコールワット(のような遺跡)、ゲリラ(ビーラー)が登場する「クメン編」というシリーズの中で、湿地帯に潜むビーラー(=ベトコン?)たちを制圧するために、傭兵を中心に構成された前線基地、アッセンブルEX-10の主力ATだ。

異なる方向を向いている3つのメイン・カメラは一体どこを見ているのか分からない不思議な面構え。
そして深い青色のボディが不思議とジャングルの風景に映え、「ローテクなジャングルの中の最新鋭」という趣きなこのATには、不思議な魅力が漂っていて、物語の脇をガッチリと固めていた。

(記:2000/12/13)