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「反復」は「力」なのだなと、まざまざと思い知らされるのがスティーブ・ライヒの一連の作品。
どの曲も基本的には同じようなモチーフの繰り返しでも、ドラマティカルにも展開するものもあれば(『砂漠の音楽』)、叙情的でノスタルジックな顔ものぞかせる『Different
Trains』、そよ風のようなパット・メセニーのギターが心地よい『Electric
Counter
Point』、緊張と弛緩の落差がたまらない『六台のマリンバ』に、単純な一本線がやがて複雑怪奇な図形を形成するまでの過程を覗きみるようにスリリングな『ドラミング』など、様々な表情が伺える。
単調な反復と微妙なズレが、逆にリアルに聴衆の心象風景を映し出すのかもしれない。
(記:2000/06/08)
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