2003年10月12日、大久保のライブハウス「Hot Shot」にて、ぱぴヨンズのライブを行った。
先年の9月の野外演奏以来のライブなので、実に1年以上もライブをしていなかったことになる。

今回はエレキベースで出た。
フェンダーのプレシジョンベース。1965年製。
今年の春に購入した、ヤニと日灼けで濃いクリーム色に変色したボディのベースだ。
シリアルナンバーは、L77793。
購入時に、ピックアップとブリッジの上に金属製のカバーが取り付けられていたので、それらは外さずにそのままの状態で使用している。
たしかに、ピックアップの上のカバーは外したほうが弾きやすいことは弾きやすいのだが、そこをグッとこらえて、“見てくれ重視”で弾くことにしている。
カバーを取り付けたオールドの雄姿は、美しく、力強い。

当日、Hot Shotに出演したバンドは5バンド。
我々の出番は2番目だったが、最初に出演したバンドが凄かった。
本来ならば、トリを務めてもおかしくないセミプロのロカビリー・バンドで、演奏もステージングも申し分ない素晴らしいノリを持っていた。 くわえてこのバンドのファンで会場が立錐の余地も無いほどゴッた返したので、次に出演する我々にとっては大いなるプレッシャーとなった。

「もー、プレッシャーだよぉ。次に出るのやだよー」
とか、 「あぁ、私の人生終わったよぉ」
などと、特に女子メンバーのほうが楽屋で襲い掛かるプレッシャーに打ちひしがれていたが、それでもステージに立ったらいつものコンディションに気持ちが戻り、なんとかいつもの練習の75%ぐらいの演奏はこなせたと思う。

細かなアラ探しを自らすれば、ドラムとベースがバラけてしまう箇所がたくさん出てしまった。
これは今後の課題だろう。
このバンドの場合、私はあまりドラムに合わせようとはしないようにしている。もちろん相手の音は聞いているけど、無理して踏み揺らない姿勢。
ドラムについていくと、どんどんリズムが加速してゆくことが分かっているからだ。
だから、いつもの練習通りに淡々と自分のペースは崩さずにベースを弾き、むしろドラムがベースに合わせてもらうようにしてもらっている。
私はこのバンドにおけるメトロノームなのだ。正確だとは言い切れないけど、でも間違いをも含めて、バンドの時間を支配するのは私なのだ。…って、ちょっと偉そうだけど。

逸る気持ちをグッと堪えてリズムキープ。
いや、本当は堪えているわけじゃ全然ないんだけど(笑)、特に最近は自分のペースを崩さずに維持することが好きになってきたみたい。
「お、ドラムが離れてった、お、だんだん戻ってきた、お、ピッタリ合わさった。」
こんなことを考えながら、自分のタイム感と他のメンバーのタイム感の距離感を楽しでいる自分がいる。

椎名林檎、puffy、weezer、宇多田ヒカル、ミスチルなどのコピー、カバーを6曲演奏し、なんとか無事に演奏を終えることが出来た。

今回は、会場に多くの方が来てくださったお蔭で、なんとライブハウスからギャラが出た。
といっても、4,000円だが、それでも ぱぴヨンズを結成してから初のギャラだったので、嬉しかったことは言うまでもない。

このギャラを種銭にして、ライブ終了後、来てくれたお客さんたちを誘って近くの居酒屋で打ち上げをした。
ぱぴヨンズの4人はすでにライブ前からラーメン屋で「おつかれ〜」などと言いながらビールを飲みまくっていたので、メンバーにとっては、二次会のようなものだったが…。

なお、当日のライブの写真は、こちらのページにアップされている。

(記:2003/10/21)